第5回WBCで1次ラウンド敗退となった韓国代表の「敗因分析」が韓国メディアを中心に行われている。
「木製バット」を理由に挙げたのは、かつてNPBのロッテでプレーした金泰均氏。自身のブログで「本当の問題は韓国野球の『構造』にある。韓国野球の発展が遅れた理由の一つは、木製バットにあると思います」とし、その理由について長文で解説した。
金氏は「私は高校まで金属バットを使用していたが、2001年にプロ入り後、本格的に木製のバットに適応した。その過程で大きな問題はなかった。高校時代には成長期だったため、金属バットの優れた反発力を活用した。大人になって力が強まった後、木のバットに適応するには大きな困難がなかった」と回顧。
続けて「2004年、高校野球で木製のバットを使うように規則が変わった。金属バットを使えば打者に有利だから投手の酷使とけがを防止する目的が最も大きかったと聞いた。以後、高校野球は『投高打低』現象が続いた」と分析した。
金氏によれば、この変化がKBO(韓国国内)リーグにも影響を与えたという。
「若い打者たちは自分のスイングを作るのに苦労しているようだった。高校生の力で反発力が落ちる木のバットを振り回してはいい打球を打つのは難しい。だから自分のスイングをするよりもボールを当てにいってしまう。プロ入団後にスイングを作り直す必要があった」
その一方でこうも主張する。
「高校野球の投手は木のバットを持った打者をあまり恐れていない。木のバットは芯にきちんと当たらなければ長打が出にくいので、投手は速いボールで打者を圧倒した。細かい制球と変化球の駆使が、投手にとってあまり重要ではなくなった」
金氏は「そうやって成長した投手がプロに来れば、競争力は落ちる。球速は速いが、投手としての基礎が足りない場合が多い。このような投手を相手にすれば打者の発展速度も落ちる。野球先進国の米国と日本の高校選手たちが金属バットを使う理由がそこにはある」と〝木製バット〟に敗因を求めた。
韓国プロ野球OBたちによる、敗因分析や検証記事は今後もしばらく続くのか。韓国プロ野球は4月1日に開幕する。











