鷹のシンデレラボーイがモデルチェンジの過程で試行錯誤している。ソフトバンクの藤井皓哉投手(26)が4日、広島とのオープン戦(ペイペイ)に2番手として登板し、3回3安打3四球2失点と苦しんだ。
最速153キロの直球は威力抜群。4三振を奪った。しかし、球数削減がテーマだった中で64球を要した。前回も3回で65球を投げている。
「常に全力で投げないというか、抜くというか。去年ほど腕を振らず、そういう感じで先発として長いイニングを投げられるようにと思ってたんですけど。タイミングが合わなくてボールが暴れるというか、意図した球じゃないボールが多かった」
次回登板に向けて「ガス欠になるかもしれないけど、和巳さん(斉藤和巳投手コーチ)とも話をして、全力で行ってもいいんじゃないかと意見が一致した。次回、もう少し去年のような感じでいってみて、どうなるかを試してみたい。勇気がいることかもしれないけど、僕はチャレンジしていくしかない。それで長いイニングを投げられれば、その中で抜くということもシーズン中はできてくると思うので」と続けた。
昨季はリリーフとして55試合に登板して5勝1敗、3セーブ22ホールド、防御率1・12。奪三振率12・94と圧倒的な投球を見せた。今季は先発転向に臨むシーズン。ただ、現状では目指している新スタイルがハマっておらず、むしろ球数が増える結果になってしまっているという。そこで昨季までの自分の投球スタイルに戻す。
一昨季、独立リーグで先発をやっているとはいえ、一足飛びにはいかない面もある。1イニングずつ抑えていく中で、出てきた課題に対処していき、徐々に新たなモデルを確立していくつもりだ。
藤本監督も「まだ時間があるんでね。あと何回か投げるし修正してくれると思う。真っすぐであれだけ空振りが取れているのは収穫じゃないか」と期待を込めた。












