武藤敬司引退興行(21日、東京ドーム)で新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35)と激突するノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗(26)が20日、同戦を「時間無制限」に変更することを要求した。

 清宮は今年1月の新日本横浜大会でオカダへの顔面蹴りを放ち、大乱闘を展開。2月12日ノア大阪大会に乱入してきたオカダのレインメーカーでKOされる屈辱を味わった。さらに15日に行われた記者会見は、オカダがIWGP世界王座の「タイトルマッチに集中したい」という理由で焼き肉を優先させてボイコット。一人で出席するハメになった清宮が激怒して退席するなど、両者の遺恨が深まり続けている。

 大きな注目を集める両団体の最高峰王者同士の一戦は、同大会のセミファイナルにラインアップされている。大会前日のこの日の記者会見では、試合時間が「30分1本勝負」に決定したことが発表された。

 しかし会見後に清宮がツイッターを更新。「お願いがあります。明日の東京ドーム、オカダカズチカ戦、時間無制限一本勝負にして下さい。俺はオカダをぶっ倒さないと気が済みません。ここで全てケリつけさせてください! オカダを倒せばプロレス界だって変わっていけます。歴史的な日に完全決着をつけさせてください!」と、同戦を引き分けなしの〝完全決着戦〟を要求した。

 過去の両団体のトップ選手による代表的な頂上対決の一つとして、2002年5月の新日本東京ドーム大会で実現した蝶野正洋と三沢光晴の例が挙げられる。同戦は30分1本勝負で行われ、フルタイムドローに終わっていた。

 今回の清宮の試合時間変更要求で、王者対決は完全決着ルールに変わるのか。決戦まで目が離せなくなってきた。