プロレスリング・ノア21日の東京ドーム大会の前日会見が行われ、内藤哲也(40=新日本)を迎えた引退試合に臨む〝プロレスリングマスター〟武藤敬司(60)が意気込みを語った。
引退興行を翌日に控え、武藤は「現役として最後の会見ということで、非常に感慨深いものはあります」と神妙な面持ちを見せる。化身である〝魔界の住人〟グレート・ムタのラストマッチ(1月22日、横浜アリーナ)で両太ももの肉離れに見舞われたが「医者に全治6週間と言われて、それから4週間しかたってない。ですが、レスラーというのはヒーローじゃなきゃいけない。スーパーマンでなきゃいけない。俺もレスラーということで、もう大丈夫です」と断言。「心配をかけたかもしれないけど、明日は内藤選手を思いっきりぶちのめします」と最後の勝利を誓った。
試合に向けては「今さら飾ることもできないし、持てる力全てを出し切って。『灰になりたい』って言ってるけど、灰になるのも大変そうだから、マイペースで頑張ります」と力を込める。相手の内藤について「集客力のある選手で、リングで戦う内容も素晴らしいということで。この間、新日本の横浜で間近で見たら胸打つものもあったので、内藤選手で対戦相手はいいと思います」と分析。内藤からは差を見せつけると通告されたが「願ってもないことで。本当に潰しに来てくれる。ただ、裏側に優しさがチラッと見えて。もしかして遠慮とかされたら困っちゃうなと思います」と不敵な笑みを浮かべた。
両太ももの回復が思うように進まない中で迎えた引退試合に「ケガをしてからは盛り上がれば盛り上がるほど追い込まれる自分がいて。非常に追い込まれた1か月だった」と告白。それでも前日となって「そのストレスを明日全てぶつけて解放されたいと思っています」と開き直った様子だ。最後の最後に天才はどんな戦いを見せるか。












