MLBの伝統球団が未来の日本人メジャーリーガーを密着マークしている。ドジャースのアンドリュー・フリードマン球団社長(46)、ジョン・ディーブル環太平洋スカウト部長(60)ら4人の同球団関係者が第5回WBCに参加する野球日本代表・侍ジャパンの宮崎合宿を初日から視察中だ。

 合宿2日目の18日も投手、野手の練習にくまなく目を配り、個々の選手の映像を収めるなど精力的に動いた。侍ジャパンには将来的なメジャー挑戦が濃厚視されている山本(オリックス)や佐々木朗(ロッテ)、今永(DeNA)、村上(ヤクルト)ら注目選手が勢揃いしている。すでにドジャースは米アリゾナ州グレンデイルでスプリングトレーニングをスタートしているだけに、幹部クラスも含めた同球団関係者がわざわざ4人も来日するのは異例中の異例だ。

 この日、取材に応じたフリードマン球団社長は来日目的について「イッツ・ノット・オープン(明かせない)」と前置きしながらも「なかなか1つのチームにこれだけ才能にあふれる選手が集まることはない。そういう意味で敬意を込めて来た」と話した。

 その上で「本当にこのチームには凄い選手がたくさんいる。すごく印象に残る選手ばかり」ともコメント。質問で山本の名前を向けられると「聞いたことはある」とニヤリと笑って当初は煙に巻こうとしたものの「とても才能のある選手だ。彼がいい成績を残して活躍し、多くの賞を受賞していることは米国にも届いている。マウンドでの度胸が素晴らしいことも知っている」と絶賛した。

 また、村上に関しても「大きな選手だ。スカウトは彼の活躍を何年間も見ている。この数年間、三塁の守備が良くなっているというレポートも聞いている。興味深い。もし米国に来る準備できたら、しっかりと目を向ける」と述べていた。

 ドジャースの4人は第1クールが終了する19日まで視察を続け、米国へ帰国する予定だ。