阪神・大竹耕太郎投手が12日、一軍キャンプ地の沖縄・宜野座で行われた紅白戦に登板。紅組の2番手として4回から3イニングを無安打無失点に抑え、大目標である先発ローテ入りへ一歩前進した。

 カーブ、チェンジアップ、ツーシームなど多彩な変化球で内外角を厳しく攻め、大山、近本、中野ら阪神の主力打者をテンポ良く打ち取る出色の投球だった。左腕も「課題にしていたカーブの精度や、右打者の外角への直球も修正できた。結果のみを追い求めるわけではありませんが、今後もやるべきことにしっかり集中していきたい」と充実の表情。今後も実戦の場で、より長いイニングを任されていくことになる。

 青柳、西勇、西純、才木と12球団屈指の陣容を誇る虎の先発陣だが、昨季ローテを守った左のスターターは伊藤将ひとりだけ。もう一枚は先発左腕をそろえておきたい岡田監督にとって、この日の大竹の快投はうれしい材料だ。「内容? 見てのとおりや。(大竹は)投げ方を知っているよな。ずっと先発をやっていた投手やから右左を苦にしない。ボールの出し入れを意識的にできるからな。アウトのとりかたを知っている」と称賛し、開幕ローテの有力候補であるとの見方を示した。

 大竹はソフトバンク在籍時代の2019年シーズンに、17戦に先発登板して5勝4敗。106イニングを投げた実績もある。まだまだ伸びしろアリの27歳。新天地での飛躍に期待したい。