阪神・岡田彰布監督(65)が、7日に行った「シート打撃」に複雑な胸中を吐露した。

 練習後の監督会見で「俺は全然知らんかったけど…練習(メニュー)をコーチに任せていたから。シートなんかやるつもりなかったんよ。はっきり言うて。まあ、ピッチャーが投げたい言うから」と切り出し、この日のメニューに「シート打撃」を取り入れたことは、チームにとってはどちらかと言えば〝マイナス〟と評した。

 理由のひとつは新外国人・ノイジー、ミエセスの2人で連続で被弾を喫した2年目・桐敷の胸中に配慮してのもの。左腕については、開幕先発ローテ入りの期待もかけている存在。さらに指揮官は、変則的な投法ではない桐敷との対戦で実戦感覚を養ってもらいたいという、どちらかと言えば助っ人勢の調整を考慮に入れての選択だったことも明かした。

 それだけに練習終了後は、投手コーチを介し「『お前(の結果)は何も関係ない』って言うとけって(コーチに)言うた」と、初実戦登板で痛打を許した桐敷へのフォローを指示したという。

「俺らは選手、潰したらアカンやん。逆やろ?なぁ。桐敷もフォローせなあかんし…。チームとして機能せなアカン、やらなアカンことあるのに、シートとなると対戦になるから。ピッチャーとバッターの。ピッチングコーチは抑えてほしい、バッティングコーチは打ってほしいになる。まだこの時期にそういうことをやる必要があるのかなと俺は思った」

 ボヤき連発の原因はキャンプ序盤の段階で、わざわざ身内同士で「白黒をつける」構図に、後味の悪さを感じたことだったようだ。