両者の〝距離〟は確実に縮まりつつある――。阪神春季キャンプ(沖縄・宜野座)で2日、佐藤輝明内野手の打撃練習を視察した岡田監督は、「やっとスイングできたんちゃう」と高評価。秋季キャンプから背番号8には辛口評価が多かった指揮官だが、段階を踏んで「打つポイントを前に設定した」打撃改造が進んでいるとの見方を示した。以下、岡田監督との主な一問一答。

 ――今日は佐藤輝もフリー打撃で飛ばしていた

 岡田監督 初めて見たな。おーん。やっとスイングできたんちゃう。

――どこが変わった

 岡田監督 だって練習の置きティーからして違ったやん。昨日の置きティーでは俺、水口(打撃コーチ)にあの位置じゃあかんって(言った)。きょうは水口、だいぶ前で打たせてたけどなあ。まあ、(これまで佐藤輝を)見たのは10日くらいやんか。安芸で1週間しかいなかったし。ようやくなあ、姿らしきもんを見たな。ちょっと一安心したわ。

 ――一日で変わるもの

 岡田監督 そら変わらんとな。今までのあのままじゃいかんよ。

――厳しい言葉も期待の表れ

 岡田監督 できるからやん。できるのにやらんからなあ。

 ――きのうは簡単なことだと

 岡田監督 簡単だと思うよ。まあ、最終的には自分が得するか損するかだけやもん。自分にはね返ってくるわけやから。それやったらな、ええ跳ね返りの方がええわな、そらな。打てる方がええのに越したことはないんやから、おーん。打てへんやつにそんなホームランとかなあ、パワーがない飛ばないやつにそんなこと言わへんけど。やっぱりな、人にはないな、そういうパワーとか、いろんな意味で人の持ってないものがあるんやからな。それを自分では生かさんと。一番の魅力やわ。他のもんにはできないというか、持ってないものを持ってるわけやからな、いろんな意味でな。