やる気も筋肉も、はち切れんばかりにバッキバキ――。阪神・木浪聖也内野手が充実の心身で春季キャンプ(沖縄)に臨んでいる。
男子三日会わざれば刮目して見よ。冬の鍛錬を乗り越え、沖縄の地に降り立った木浪の姿を見れば胸肩の筋肉がはち切れんばかりに膨れ上がっているではないか。「冬にバチバチに鍛えましたから(笑い)。上半身も下半身も満遍なくです。動きの良さと体の強さを身につけたかったので」。よくぞ聞いてくれましたとばかりにニヤリと笑う。
阪神の今季の正遊撃手は高卒5年目の若虎・小幡が大本命であると、岡田政権発足当初はみられていた。ところが昨秋の安芸キャンプで「木浪は思ってたよりええな。あんなに肩が強いとは思わなかった。新しい発見や」、「新人の頃はレギュラーでよく打ってたやろ。力はある選手やもんな」と新指揮官はことあるごとに木浪を称賛。遊撃レギュラーの有力候補であるとの見方を鮮明にした。
背番号0のやる気スイッチも当然オーン。「秋に評価をしていただいて、とにかくやってやろうと、この冬は自分を追い込みました。(岡田監督は)本当にいろいろなところを見てくださっている。自分でも頑張らねばならないなと、期待に応えるような取り組みをしなければならない」と木浪は力強く語る。
今季で29歳。遊撃の定位置を奪い返す最大のチャンスが到来しただけに、モチベーションも過去最高だ。「この体を見れば分かるでしょ」。虎のド根性男はもう一度不敵に笑い、強い意欲をアピールした。












