1日に宮崎・日南でスタートした広島の春季キャンプでは、練習前の歓迎式で、地元の幼稚園児から「新井監督、お願いがあります。ケムナ選手と中崎選手をよろしくお願いします」と日南出身の2選手の〝売り込み〟を受けた。

 その後、あいさつに立った新井貴浩監督(46)は「ケムナ選手、中崎選手、かしこまりました」と園児に〝回答〟して場内を沸かせると、現役時代と同様に周囲を和ませた指揮官は「よし、一年間やってやるぞという気持ちでいっぱい」とも続けた。

 この日は背番号25のユニホームも披露。宿舎の鏡で自ら事前チェックを行ったという新井監督は「まったく違和感がないんですよね」とした上で「5年ぶりにユニホームを着て、選手全員と戦える幸せを感じている」とうれしそうだった。

 そんな中でも見るべきところは見ている。指揮官はグラウンド、ブルペンなどに足を運んで選手の動きをチェック。「みんないい動きをしてるなと思った。投手も野手もしっかり各自で準備してきたんだなと感じた」と満足そうだった。

「今の立場はしっかり選手を見ることだと思う。目が疲れるぐらいまで見たい」と意気込んだ新井監督。初日を「100点」と振り返り、シーズンに向け「ファンが見ていてワクワクするような強いチームをつくりたい」と力を込めた。