悔しさを力に変える。第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕=甲子園)に出場する36校が27日に発表され、中国地区では一昨年、昨年と2年連続で神宮大会で準優勝の広陵(広島)の2年連続26度目での出場が決まった。
一番の注目は1年生の頃から主軸を打つ〝広陵のボンズ〟こと2年生の真鍋慧(けいた)内野手だ。真鍋は「前回の選抜で2回戦敗退だった。昨年の3年生の分まで優勝して日本一になろうという気持ちでやっていく」と気合を入れた。
中井哲之監督(60)は「下級生の時からクリーンアップを打ってきた選手。今度はチームの柱になっていけるように。どんな場面でも前を向いて(主将の)小林と一緒にチームを引っ張っていってくれれば」と期待を口にした。
そんな真鍋には忘れられない試合がある。それが夏の甲子園をかけて戦った広島県大会の3回戦・英数学館との試合だ。1―2の僅差で敗れ、中井監督が「ショックというか…野球の厳しさを教えられた」と振り返るほどの戦いだった。
「自分が最後の打者で、自分が打ってたら勝ってた試合だった」と唇をかんだ真鍋。「そういった部分ではやっぱり自分が打って(チームが)勝ってという気持ちがさらに強くなりました」と明かし、自身の〝転換点〟になったと話した。
現段階で高校通算49本塁打。2度目の甲子園の舞台で一発が期待される。「自分の中では全然イメージできない」としつつも、真鍋は「(本塁打は)夢というか…小さい時から甲子園に出たら打ってみたいと思っていた」と気合を入れていた。












