全日本プロレスの〝大型ルーキー〟安齊勇馬(23)が、年内のベルト挑戦を目標に掲げた。

 2023年最初の興行となる2日の後楽園ホール大会ではオープニングの6人タッグ戦に出場。田村男児、井上凌と組み、本田竜輝&児玉裕輔&花畑正男と対戦した。

 花畑正に重量感あるエルボーを決めた安齊は、本田に鮮やかなドロップキックを決めて見せ場をつくった。最後は自軍の井上が本田に敗れたものの、存在感はピカイチだった。

 中大卒業後の昨年4月に全日本に入門し、9月18日の「50周年記念大会」(日本武道館)で新日本プロレス・永田裕志を相手に鮮烈デビュー。わずか3か月で同年度の「プロレス大賞」新人賞を受賞した。「人生で一番、濃い1年でした」と振り返る。

 その分、23年のハードルが上がったのは事実。それでも「まずシングル初勝利とタイトルマッチの挑戦を目標にしたいです。自分が全日本で一番輝くつもりで頑張ります」ときっぱり。昨年12月の世界最強タッグ決定リーグ戦では諏訪魔から自力での初勝利を挙げたが、今度はシングルでの結果を求める。

「狙いたいタイトル? チャンスが来たら貪欲にという感じです」と目を輝かせた安齊が、さらなる飛躍を狙う。