ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(34)が、強力な新戦力との共闘で大幅な得点力アップを誓った。15日、日本ハムからのFA移籍が決まった近藤健介外野手(29)について初言及。「めちゃくちゃうれしいです。五輪の時にいろんな野球の話もした。同じチームでまた野球ができるのがうれしい」と加入を大歓迎すると「すごい出塁できる打者。どういう打順になるか分からないですが、たくさんチャンスで回ってくると思うので、しっかり自分もいい準備をしたい」と腕をぶした。

 V奪回にこれ以上ない援軍を得た。通算打率3割7厘、出塁率は4割1分3厘。数字以上にやっかいな存在であることを対戦相手として思い知らされてきただけに、近藤の加入は心強い。どの打順も適応できる打者だが、柳田の前を打つ2番、3番での起用が想定される。「(メッツと入団合意した)千賀もいなくなって、やっぱり打っていかないといけない。たくさん点を取って、投手陣を助けられるようにと思っています」。近藤との強力タッグで得点力アップを約束した。

 近藤は打つだけじゃなく、堅実な守備もある。守れる選手の加入はチームの起用幅を広げ、層の厚い戦力を最大限に生かすことにつながる。コンディションに応じて指名打者での起用も想定される柳田は「うれしいですね。うれしくない選手いるんですか」とおどけて、多方面で〝近藤効果〟を歓迎した。

 この日は、2018年にスタートした成績連動型寄付の送り先となっているNPO法人「SOS子どもの村JAPAN」(福岡市)を訪問。毎年、本塁打数に応じた寄付を行っており、今年は390万円を届けた。寄付金は野球クラブなど子どもたちの習い事や旅行費用に充てられている。〝あしながギータ〟は「いろんな経験をしてもらって、すくすく大きくなってほしい」と笑顔が絶えなかった。

 近藤がためたランナーを一発で還すシーンをみんなが待っているはずだ。圧倒的な破壊力を新相棒とともに演出する。