新日本プロレス9日高知大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、前年度覇者の「毘沙門」こと後藤洋央紀(43)、YOSHI―HASHI(40)組がアレックス・コグリン(29)、ゲイブリエル・キッド(25)組を下し6勝目(不戦勝1を含む)を挙げた。

 米国・LA道場から参戦している若い2人の勢いに、何度もあわやの場面を作られた。YOSHI―HASHIが孤立すると、コグリンのブロックバスターからキッドのムーンサルトプレスを決められてしまったが、ここは後藤が間一髪でカットに入る。

 さらにコグリンはキッドを持ち上げパワーボムの要領で叩きつけようとするが、YOSHI―HASHIはこれを回避。結果的にはキッドが味方にパワーボムを浴びるだけというなんともマヌケな凡ミスを、毘沙門は見逃さない。グロッギーのキッドに隠し狭間(変型トラースキック)から激烈一閃(変型牛殺し)を決めると、最後は消灯(合体式バスター)で一気に勝負を決めた。

 2敗を守って優勝戦線に生き残ったYOSHI―HASHIは「俺らはもう1敗もできない。今日のアレックス(コグリン)とゲイブ(リエル)、勢いもあるし、力もあるし。ただ、それだけでは俺たちは絶対負けない。(彼らの)勢いをかいくぐってでも俺たちのペースに持っていける力が俺たちにはあるから」とキッパリ。

 さらにマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストの「TMDK」との最終公式戦(11日、姫路)に向け「あいつらが(長年)タッグでやってるの、俺たちは見てるし、どんだけすごいかも知ってる。でも必ず、俺とコイツで仙台(の優勝決定戦に)残る」と豪語すれば、後藤も「いいねぇ。俺とYOSHI―HASHIの絆、そして、YOSHI―HASHIのタメ口もどんどん進化してる。この先きっと、明るい未来があるはずだ。次もいくよ!」と目を輝かせていた。