女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ジュリア(28)が、ワールド王者・朱里(33)を一蹴だ。29日の東京・両国国技館大会で朱里のベルトに挑戦するが、「5★STAR GP」覇者の胸中は――。
〝お騒がせ女〟は決戦を前に、静かに怒りをあらわにした。「この1年間、朱里が何を見せてくれるのかを見ていたけど、それが結局、何なのかが、わからなかったんだよね。当たり障りないこと言って、いい試合して、いい感じに終わってって。さらけ出せないところが弱いところだよね。自分を守ることに必死なんだよね」と辛辣な言葉を投げかけた。
かつてはタッグパートナーとしてゴッデス王座のベルトをともに巻き、切磋琢磨してきた。だからこそ、今の朱里に思うところがある。
「朱里は『誰が朱里に勝てるんだろう』みたいなすごいチャンピオンで、最強っていうのは誰もがわかること。それはそれで、すごいと思う」と認めつつ「でも、あれだけ強いのに、なんか戦いを感じないっていうか…。軽い感じがするんだよね」首をかしげた。
さらに「世間に女子プロレスを届けていくのに、やっぱり嫌な部分、汚い部分、本音をさらけ出した上で、お互いがぶつけ合って勝負すれば、お客さんの心にきっと響くと思うんだよ。表に出さないだけで、朱里にもそういう感情があるということをジュリアは知っている」。タイトル戦では王者の〝本性〟を引き出す構えだ。
シングルのベルトに挑戦するのは、3月の両国大会で朱里に挑んで以来。「現チャンピオンたちを見てると、防衛回数にすごいこだわりを持ってるよね」とした上で、自身がベルトを手にした際には「『ジュリアは絶対勝てねえだろ』みたいな自分より強い人と、全部出し切って戦いたい。そこで自分も相手もグシャグシャになるまで戦って、結果それでお客さんの心に残れば、悔いさえ残らなければ、負けてもいいとすら思っちゃうんだよね」。
お騒がせ女がベルトを奪取し、新たな王者像をつくり上げる。












