阪神・秋山拓巳投手が2日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2200万円減の年俸8800万円でサインした。
2020年には11勝、21年には10勝と2年連続で2桁勝利をマークした右腕だが、今季は古傷である右膝のコンディションにも苦しみ一軍登板数はわずか5。1勝3敗、防御率5・48という不本意な成績で終わった。「(昨季の年俸が)1億円を超えていたので(減額制限いっぱいの)40%(の減俸)もあるかなと思っていたのですが、『過去2年頑張ったから』と球団からは言われた。膝の状態も最近は良くなってきた。もう一回しっかり走り込んで(来春の)キャンプを迎えたい」と語った。
来季でプロ14年目。エース・青柳を筆頭に伊藤将、西勇、西純、才木と駒が充実した先発投手陣に割って入り、ローテの座を奪い返したい。「しっかりと練習ができる体にさえもっていければ、やれる自信はある。(西)純矢や才木など若い先発投手が今年出てきましたが、投球術という点では負けていない。いい球を投げることだけが全てではない。僕は3回、2桁勝っていますし、勝てる投手だと思っている。岡田監督の下でローテーションに入って貯金をつくれる投手になりたい」とプライドをにじませる。
今季はファーム・鳴尾浜で過ごす時間が大半だったが「全体的に自覚が足りない若い選手がほとんどだった。『コイツらにはまだ負けないな』と思いながら一緒に練習していました。厳しいことを言うと嫌われちゃう時代なので(笑い)。自分で気が付かないと変われないし、よっぽどのことがないと僕から何か言うことはなかった。若手に抜かれそうだなという危機感はなかった」。
来年4月に32歳の誕生日を迎えるが、まだまだ老け込む年齢ではない。意地と反骨心を胸に、もう一度甲子園のマウンドを目指す。(金額は推定)











