巨人の岡本和真内野手(26)が2年連続での「三井ゴールデン・グラブ賞」(GG賞)にもさらなる向上心を見せた。

 表彰式とは思えないスピーチだった。岡本和は「(今季の守備は)終わってたなという感じなんですけど。良くなかった」と会場を凍りつかせた。それでも「そんななかで投票していただいたのでうれしく思います」と感謝を述べると、新主将として臨む来季に「しっかり打撃でも守備でもチームを引っ張っていけるように頑張っていきたいと思います」と決意を述べた。

 巨人首脳陣からも「そんなに良くなかった」と指摘された岡本和の今季の守備。背番号25は「来年は心から喜べるようにしっかりやって、また選んでいただきたいと思います」と前を向いた。

 そこには恩師の教えがある。「井端さんに(守備は)バッティングにつながると言われているので、そういう思いもありながらやっています」と明かした。

 16年に内野守備走塁コーチとなった井端弘和氏(47)の教えを守り続けているという岡本和は、新加入の松田宣浩内野手(39)もお手本にするという。「送球がすごくいいですよね。すごいと思います。見習いたい」とGG賞8度受賞の三塁守備に羨望のまなざし。「長年サードを守ってきた方なので、聞けると思いますし。そのうえで負けないと思ってやっているんで。しっかりレギュラーという座を守りたいと思います」と顔を上げた。

 来季、岡本和が3年連続で三塁でGG賞に輝けば巨人では初となる。「やばいですねこれは。頑張るしかないですね」とGの新主将は目をギラつかせた。