巨人が新時代に突入する。原辰徳監督(64)が23日に東京ドームで開催された「ジャイアンツ・ファンフェスタ」で、岡本和真内野手(26)の第20代主将就任をサプライズ発表した。

 本拠地のファンが大きくどよめいた。「坂本勇人。卒業させます、キャプテンを。チームのことをすべて考えるのではなく、少し個人個人として楽に戦わせようと思いました」(原監督)。2015年から今季まで8シーズン、チームをまとめてきたのは坂本勇人内野手(33)だった。主将として優勝できず苦悩を続けたが、とうとう19年に〝初V〟。球団に主将退任を申し入れたものの、指揮官から「日本一になってからバトンを譲ろう」と説得され、ここまで引っ張ってきた。

 同時に坂本が懸念してきたのは「(自分の)次にちゃんとできる人が出てこないといけない」という後継者の出現。後任候補には小林や岡本和の名前も挙げたが、不動の中心選手となった背番号25に白羽の矢が立てられた。

 さらに野手の副主将に吉川尚輝内野手(27)、投手キャプテンに今季初の2桁勝利を挙げた戸郷翔征投手(22)が就任することも決定。原監督は「(岡本和も)そういう時期だと思う、さらにそれ(自覚)が深まってくれれば。3人で前に進めてどんな苦難にも立ち向かってほしい」とニューリーダーたちに期待を込めた。坂本が主将として果たせなかった日本一奪回は岡本和たちに託された。