西武の「ライオンズ・サンクス・フェスタ2022」が23日、ベルーナドームで行われた。
イベントの終盤には今季限りで現役生活に別れを告げた戸川、佐野、熊代、武隈、十亀の5選手による引退セレモニーが行われた。
その中で現役時代は「訓示」に代表されるムードメーカーとしてチームを支えていた、熊代聖人ファーム外野守備・走塁コーチ(33)が号泣するひと幕があった。
「現役時代はライオンズファンの期待に大いに応えることはできませんでした。その中で栗山さん、中村さんを筆頭にいい先輩に恵まれて、プロの厳しさ、プロとしてこうあるべきだというものをたくさん教えていただきました。そしてたくさんのいい後輩にも恵まれ、自分の役割、立ち位置、そして危機感を与えてもらって気づかせていただきました」
冒頭でこうあいさつした熊代コーチだったが、家族への感謝を語る段になると、それまで抑えていた感情が一気にあふれでた。
「まず両親。強い体、強い気持ちを持てる熊代聖人を育ててくれて、生んでくれて本当にありがとうございました」
こう語った熊代コーチの目からは大粒の涙があふれ何度も目頭を押さえながらこう続けた。
「そして家族。どんな時も支えてくれてありがとうございました。妻には一番苦労をかけました。それでも毎日支えてくれてありがとう。これからも苦労をかけると思いますが、よろしくお願いします。最後にライオンズファンの皆さま、いい時も悪い時も温かい声援、叱咤激励かけてくださいました。そのおかげで毎日フィールドでモチベーション高く、明るく元気に前を向いて頑張ることができました。今後はライオンズのコーチとして優勝、育成に大いに貢献できるよう全身全霊で頑張ってまいります」
普段は面白キャラの熊代コーチの号泣スピーチにスタンドのファンからは温かい拍手が降り注がれていた。












