女子プロレス「スターダム」のワンダー王者・上谷沙弥(25)が、欠場中の白川未奈に王座防衛を誓った。

 V11戦(19日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)では元WWE戦士・KAIRI(34)を迎え撃つ。だが、8日の調印式では心ここにあらずといった表情で、見透かされた挑戦者から「沙弥くん、元気? 無理しなくていいよ。このベルトを手放せば、プレッシャー、不安、チャンピオンの重圧、全部解放されるよ」と挑発された。

 3日広島大会のV10戦では上谷が放ったフェニックススプラッシュが挑戦者・白川のアゴに命中。白川は顎部打撲及び口腔部の負傷を負い、その後の大会を欠場している。上谷は「いろいろ考えたし、たくさん悩みました。たくさんのお客さんの声も届きました」と、負傷欠場に追い込んだことで落ち込んでいたと認める。

 それでも、いつまでも下を向いているわけにはいかない。「(V10戦は白川の)ベルトへの思いを感じる試合だった。白川未奈のためにも、今まで戦ってきた挑戦者の思いも背負って、今回の防衛戦はなんとしてでも勝ちたい」と気持ちを新たにした。

「ファンの皆さんに心配させちゃったから、全てを払拭させる気持ちでいい試合を見せたい」。傷を負った不死鳥が再び羽ばたく。