ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者、吉岡勇紀(28)が、新時代の旗手に名乗りを上げた。

 6日のV3戦(エディオンアリーナ大阪)では、同王座5度の戴冠実績を持つベテランのYAMATO(41)と対戦。序盤にテーピングが貼られた挑戦者のわき腹を攻め立てると、火がついたYAMATOも低空ドロップキックからニークラッシャー、ドラゴンスクリューのヒザ攻めで応戦。意地と意地の張り合いが続いた。

 試合時間が20分を経過すると、YAMATOの猛攻が続いた。延髄斬り3連発に「終わってたまるか!」とエルボーの連打でたたみかけられるが、王者は強烈な一発でぶっ倒す。それでも立ち上がってくる挑戦者に必殺のフロッグスプラッシュを決めると、立ちあがったところに2発目をお見舞い。最後は正調のフロッグ弾でトドメを刺した。

 難敵を退けた吉岡は「俺はドリームゲートチャンピオンとしてまだまだ足りないことばかりで、今日、YAMATOさんに勝ったとしても本当の意味で超えるということはできなかったと思います。だからこそ、悩んで悩んで正直、すごく苦しかったです」と振り返りつつ「YAMATOさんに勝つこと、それは大きな意味があります。YAMATOさんはこのドラゴンゲートの中心となる人物。チャンピオンの時はもちろん、チャンピオンじゃない時もドラゴンゲートを支えてくれてました。だからこそ俺がチャンピオンの時に、そのすごさが十分に分かりました」と挑戦者をたたえた。

 9月には中心選手だった土井成樹が専属フリー契約になるなど、今年に入り引退・退団者が続いた。それでも吉岡は「俺はドリームゲートチャンピオンとしてみんなに認められたい。俺は俺なりにドリームゲートをつくっていく。そう決めました」と宣言。王者として過渡期を迎えたドラゲーマットをけん引する。