ドラゴンゲートの〝鉄人〟望月成晃(52)のジュニアが、衝撃のデビューを果たした。

 ドラゴンゲートの最高顧問を務めるウルティモ・ドラゴンがプロデュースする「闘龍門、再会vol.2」が3日、後楽園ホールで行われた。当初、望月はかつてともにユニット「M2K」を結成した望月亨、神田裕之にこの日デビューの新人・江藤成春を加え、悪冠一色(近藤修司、大鷲透、〝brother〟YASSHI、高木〝ジェット〟省吾)と対戦することになっていた。

 ところがこの試合前、望月は大物新人とされていた「江藤成春」が、今年4月20日に20歳になったばかりの自身の息子「望月リョート」であることを告白。さらに「M2K」の3人もそれぞれ望月マサアキ、望月ススム、神田ヤスシと名前をカタカナに変えて新生ユニット「M3K(エムサンケー)」として活動することを発表した。

 子供がいることはおろか、結婚していることも公表していなかった望月による20年がかりのサプライズに、会場はザワめくばかり。そんな中、行われた試合でリョートは、近藤に強烈な飛びヒザ蹴りを決めたかと思えば三角蹴りも放つなど、父譲りの華麗な動きを見せる。
 
 そんな息子の華々しい舞台に父も奮起する。悪冠一色に集中攻撃される息子を身を挺して救出。最後は高木をツイスターでリングに突き刺すと、近くにいたリョートにフォールさせて勝利させた。

 マサアキは「よくやった。後楽園のメインでデビュー戦で勝利なんて、逸材だと思う」と、これ以上ない親バカぶりを発揮。今後はM3Kとしての戦いをドラゴンゲートのリングでも継続すると宣言し「2世レスラーはたくさんいるけど、親子同時所属は望月家だけだ」として将来の親子でのタッグ王座戴冠にも意欲を見せた。
 
 だが、そんな親子に怪しい影が忍び寄る。ウルティモだ。マサアキの息子のデビューを祝福するも「望月3人って、ややこしくない?」とクレームをつける。そして「実は俺、リングネーム考えてあるんだよ。望月ジュニア」と命名。これによりリョートはわずか1試合でリングネームを返上し「望月ジュニア」として戦っていくことが決まった。
 
 小学校で空手、中学高校でバレーボールに熱中したというジュニアは「まだまだオヤジみたいにはいかないですが、先輩たちに負けないようにドラゴンゲートをかき回していきたいです」と意気込み。ドラゴンゲートに突如誕生した〝鉄人&ジュニア〟が新たな風を起こしそうだ。