プロ野球のドラフト会議が20日、東京都内のホテルで行われ、ソフトバンクは事前公表の通り、愛知・誉高のイヒネ・イツア内野手(18)を1位指名し、一本釣りに成功した。
ナイジェリア人の両親を持ち、並外れた身体能力で走攻守三拍子そろった大型遊撃手は目標に「トリプルスリー、ゴールデングラブ」と色紙に書き込んだ。藤本博史監督(58)は柳田の打力と周東の足を兼ね備えた金の卵の獲得に目尻を下げっぱなしだった。
ソフトバンクから1位指名された直後は表情をほとんど崩さなかった。イヒネは「出さないようにした」と言うが、その後、清水英仁校長と握手を交わすと笑顔がこぼれた。
会見では「心の中では安堵してました。評価していただいてうれしい。ソフトバンクは育成からでもたくさんの方が活躍しているすごい球団。1位でも2位でも努力して練習していくことは変わりない」と気を引き締めた。
子どものころから憧れてきた柳田とはチームメートになる。「柳田選手を目標にやってきたので最高です! めちゃくちゃうれしい。打撃指導をしてもらえたらうれしいです」と〝弟子入り〟も宣言した。
ポスト・今宮として未来の正遊撃手に期待されている。「今宮選手は打っても投げても守っても完璧な選手でかっこいい。守備練習とかを見て盗んで聞いてみたい」と貪欲な姿勢を見せるが「どこのポジションでも言われたところをやる」と遊撃へのこだわりはない。
憧れの柳田はシーズン40本塁打と40盗塁を同時に達成する「40―40」を目標に掲げていた。イヒネはまずレギュラー獲得をした上で「目標は完璧な選手になること。今までにない〝すごい選手〟になりたい。まだまだですけど大活躍したい」と規格外の成長を誓った。












