もう「当たり」がなかったらそら、仕方なしよ―。阪神の岡田彰布新監督(64)は、久々のドラフト会議参戦で、〝競合抽選〟に臨んだが、先にクジを引いた巨人・原辰徳監督(64)に当たりさらわれる格好となった。

 事前公表せずに臨んだドラフトだったが、1位指名は巨人が事前公表していた高松商業・浅野翔吾外野手だった。巨人・原監督との一騎打ちに臨み〝後攻〟で右手を抽選箱に伸ばしたが、当たりクジはすでに箱にはなかった。

 岡田監督は「ダメだったですね。まぁまぁ、今回は2球団だったので、しょうがないですね」とサバサバ。G将の渾身のガッズポーズを横目に抽選会場から引き上げた。過去の抽選は1勝7敗で5連敗中だった虎の指揮官は、またしてもクジ運には恵まれなかった。

 気を取り直し、外れ1位では中大・森下翔太外野手の単独指名に成功。「大学生で即戦力というか右の外野手ということで。(最初の1位指名が)外れた場合は森下クンで行こうと。それは決めていました」と補強ポイントでもあった右の強打者の指名権獲得に納得顔。「将来というか来年からでもポジション取るぐらいの気持ちでやってもらいたいですね。当然、一軍キャンプから。空いているポジションがあるんで外野はね」とさっそく来春の抜てきを明言していた。