エンゼルスの大谷翔平投手(28)の帰国時の会見が米国で話題になっている。地元ロサンゼルス・タイムズ紙は「大谷翔平をクローザーに?エンゼルスの二刀流スターがWBCで考えていること」の見出しで、大谷の来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場とクローザーを務める可能性を報じた。
 
 大谷は米国から帰国した18日に羽田空港で会見。WBCに出場に関して「まだ決断していない」とするも「先発で投げるのか、中継ぎで投げるのか、クローザーで投げるのか」と守護神の可能性に言及した。
 
 同紙は「パワーヒッターとしての大谷翔平を見てきた。エース投手としての大谷翔平を見てきた。ならば、クローザーとしての大谷翔平は?WBCでプレーするなら、どうやらそれは可能性の領域から外れていないそうだ」と、先発投手としての調整段階であるキャンプ中のタイミングで来年のWBCが開催されることから、大谷が普段と違う起用法に前向きだと伝えた。
 
 大谷はメジャーで救援の経験はないが、日本ハム時代の2016年10月16日にクライマックス・シリーズのファイナルステージ・ソフトバンク戦で9回に救援登板し、日本選手最速の165キロをマーク。適性はある。

 同紙の報道を受け、米大リーグ機構公式サイトなどが守護神・大谷の可能性を報じた。

 日の丸のユニホームに憧れを抱く大谷だが、最優先事項は今年のキャンプイン時の「今まで一番いい体の状態」を超えるようなコンディションでキャンプに入り、シーズンも維持すること。日本ハム時代の恩師で、侍ジャパンの栗山英樹監督と改めて話し合うことになるだろう。

 大谷が出場を決断すれば、起用法にかかわらず3大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンにとって強烈な追い風だ。