エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日、羽田空港に帰国し、メジャー5年目のシーズンを「去年に引き続き個人的にはいいシーズンだった」と振り返った。

 渡米後初めて開幕投手を務めた今季は自己最多の15勝(9敗)、打者では34本塁打で日本選手初の2年連続30本塁打以上をマーク。2桁勝利&2桁本塁打はベーブ・ルース以来104年ぶりで、投打でのダブル規定到達はワールドシリーズが始まった1903年以降では史上初の快挙だった。

 ただ、チームはア・リーグ西地区を制したアストロズから33ゲーム差の3位と低迷。「まだポストシーズンなので、来年はもっと長く試合ができるように頑張りたい」と悔しさもにじませた。

 来年3月にはWBCも控えている。「いつか日の丸を背負って戦いたいという気持ちは持っていた。前向きにはもちろん考えている」。日本ハム時代の恩師でもある侍ジャパンの栗山監督とはシーズン中に話し合いを行っており「『一緒に野球をしたい』と言ってもらえたので。そこだけでうれしい」と心境を明かした。

 高校時代からライバル的存在だった同学年の藤浪は今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指している。「まずはいい契約ができるように応援しています」とエールを送り「同級生なので、同じグラウンドでできればうれしいかな」と同じ土俵で切磋琢磨することを熱望した。

 62本塁打でリーグ新記録を樹立したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)との一騎打ちが予想される今季のMVPは11月17日(日本時間同18日)、その前日にはサイ・ヤング賞が発表される。オフも大谷への注目は高まりそうだが、長いシーズンを戦い抜いた二刀流右腕は「(日本で)おいしいものを食べたい」と笑った。