エンゼルスの大谷翔平投手(28)が今季試合で実際に着用したヘルメットが米大リーグ機構(MLB)の公式オークションサイトに出品され、13日(日本時間14日)に1万3655ドル(約203万円)で落札された。68件の入札があった。
「2022 大谷翔平が試合で使用した打撃用ヘルメット(7/12/22VSアストロズ&8/17/22マリナーズ)」の名称で出品。「このヘルメットは2022シーズン中の多くの試合に登場した。登録されている試合は7月12日、翔平は2打数0安打2四球。8月17日、5打数4安打、三塁打(5)、本塁打(27)、4打点。サイズ71/4」と説明されている。
気になるのはその状態だ。頭部を守るヘルメットは頑丈に作られているものだが、落札されたヘルメットには通常では考えられない大きな傷が複数、ツバや後部に残っているのだ。
なぜ、こんな傷が付いたのか。8月17日(マリナーズ戦)は7―11で敗れたものの、二塁打が出れば自身2度目のサイクル安打だった。道具を大事にする大谷が打席内容に納得がいかず叩き付けたとは思えない。遠征先に運ぶ途中にアクシデントが発生した可能性もある。
エンゼルスの球団関係者も首をひねる。
「この大谷のヘルメットのダメージは、普段見るよりも確かにひどいね。壁とか床に投げつけられたとか、何か引きずられたとかでないとできない傷。ただ、僕らも何が起こったか分からないんだ」。現場に居合わせていないため、詳細は分からないという。
その関係者によると、ヘルメットの交換はシーズン通して1度あるかないか。遠征先には使用中のものと予備のものと2つ持っていく。特別な記録を達成した日などにはヘルメットを認証したり、展示用に回したりするが、破損などしない限り同じものを使い続けることがほとんどだという。通常はクラブハウスのスタッフが状態を確認し、必要があれば取り替える。
落札されたヘルメットは大谷が今シーズン初めから使っていたもので、8月後半以降の遠征中(デトロイト―セントピーターズバーグ―トロント)に破損が確認され、安全性が失われたとして予備のものと取り換えられたことだけは分かった。真相は不明だが、お宝であることは確かだ。











