新日本プロレスのヒクレオ(31)がNEVER無差別級王者カール・アンダーソン(42)を一刀両断した。11月5日大阪大会でヒクレオとのV2戦が決まっていたアンダーソンは、世界最大団体の米WWE「クラウン・ジュエル」(11月5日=日本時間6日、サウジアラビア)に出場が決定。前代未聞のダブルブッキング騒動の行方は――。
ヒクレオは大阪決戦で、日本では初となるシングル王座戦を控えている。ところが決戦直前になって急転直下の展開が待っていた。
王者のアンダーソンはパートナーのルーク・ギャローズとともに日本時間日配信のロウ大会で古巣のWWEに復帰。19日配信大会では復帰戦で勝利を飾ると、ギャローズ、AJスタイルズとの「The O.C.」でサウジ決戦「クラウン・ジュエル」への参戦が正式決定した。6人タッグ戦で、フィン・ベイラー&ダミアン・プリースト&ドミニク・ミステリオの「ザ・ジャッジメント・デイ」と激突する。
日本とサウジアラビアの時差は約6時間。両国間の移動には10時間以上を要するため、両大会のダブルヘッダーは事実上不可能と言える。
この和泉元彌もビックリのダブルブッキングにヒクレオは激怒。19日の山梨大会後に本紙の取材に応じると「コケにしやがって。何をバカげた選択をしてやがるんだ。お前の〝ホーム〟はこっちだったんじゃないのか?」と王者を糾弾した。
ヒクレオは9月神戸大会でバレットクラブ(BC)を離脱。今年3月にBCから追放された兄のタマ・トンガ、タンガ・ロアと合流し、本隊に加入した。2人の兄のBC追放に関わったアンダーソンらへの制裁を誓っていただけに、王座戦に水を差された怒りは想像に難くない。「結局アイツは俺にビビッてるんじゃないのか? 俺だけじゃなく、2人の兄貴にもな。逃げるんじゃないぞ、小心者」と声を荒らげた。
現段階で新日本から正式なアナウンスはないが、仮にアンダーソンが王座戦の決まっている大会を欠場するとなれば、王座剥奪は免れないだろう。ヒクレオは「俺は大阪で試合開始のゴングが鳴るまで待っててやるから、ベルトを持って姿を現せ」と〝出頭〟を命じており、大阪決戦は風雲急を告げてきた。












