プロ野球のドラフト会議がいよいよ20日に行われる。巨人は高松商・浅野翔吾外野手(3年)を1位指名する方針だが、原辰徳監督(64)の〝くじアレルギー〟が深刻だ。
浅野は今夏の甲子園を沸かせた逸材だけに他球団と重複する可能性は十分あり、すでに球団側も「くじ引きになるだろう」と覚悟を決めている。しかし、フロントからくじ引き役を依頼された原監督自身がどうにも及び腰だ。というのも、くじ運はめっぽう弱く、自身通算で1勝11敗。昨年のドラフトではついに今村球団社長に託し、自ら抽選箱に手を入れることはなかった。もっとも、その今村社長も4球団で競合した隅田(現西武)を外したが…。
社長でも流れを変えられなかったのならば、やはり監督でリベンジだ。今年は9月末に行われたスカウト会議後に、大塚副代表が「監督が引かないとダメ。『こんだけ外れたらもう当たりますよ』と伝えた」と公表。ただ、これを受けた指揮官は「球団としては、それも選択肢としてあるでしょうな。何かいい方法はないかな」と何とも歯切れが悪く、18日になっても「単独ということもなきにしもあらずでしょう。ない?」と一本釣りへの期待を口にしていた。
くじ引き役を原監督とすることは球団の〝総意〟だ。「私が首を縦に振れば、そうなると思います。まだ縦には振りません(笑い)」。結局、最後までケムに巻き続けたが、今年はどんなドラマが待っているのか。












