日本プロレス殿堂会の「LEGACYⅡ」が10日、東京・後楽園ホールで行われ、故マサ斎藤さん(享年75)、グレート小鹿(80)、ザ・グレート・カブキ(74)が新たに殿堂入りした。

 昨年行われたLEGACYでは、アントニオ猪木さんを第1号に、ジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さん、藤波辰爾、長州力、天龍源一郎が殿堂入り。今年新たに3人が名を連ねることになった。

 2018年にパーキンソン病で亡くなったマサさんは日米で活躍。87年には猪木さんと巌流島で戦うなどして人気を博した。マサさんに代わって式に出席し、長州から記念の盾を受けた倫子夫人は「うれしい限りです。ここにマサさんでなく、私がいることが残念で切ない思いでいっぱいです」と話しながら時折言葉を詰まらせた。

 日本プロレスでデビューした小鹿は、大熊元司とのコンビでアジアタッグ王座を獲得するなど活躍し大日本で今なお選手兼会長を務める。和田京平レフェリーから記念の盾を受け取ると「何も言えねえなあ…」と感無量。その後、長州、天龍、藤波に「本当は僕らの世代で(殿堂の組織を)作らなきゃいけないのにできなかった。本当にありがとう」と感謝の言葉を口にしつつ「あと何回、何日リングに上がれるか分かりませんが、その時はまたよろしくお願いします」と力を込めた。

 毒霧を駆使する独自のスタイルを築き上げ、世界で活躍したカブキは越中詩郎から盾を受け取り「ありがとうございます。殿堂会を作っていただいた皆さまのおかげです」と照れくさそうに話した。