奇跡の大逆転Vで連覇を達成したオリックスの「優勝パレード」が11月3日になりそうだ。大阪府ではこの日に「御堂筋オータムパーティー」を3年ぶりに開催。メインストリートの御堂筋ランウェイでアスリートを中心としたリレーやUSJのキャラクターのパフォーマンスなどが盛大に行われる。
大阪市の松井一郎市長は8月に始球式で京セラを訪れた際に「昨年はバーチャルでしか行えませんでしたが、今年は11月3日に御堂筋を空けて待ってます」と約束した。まだ時期が早かったことで球団側もリップサービス程度にしか聞いていなかったが、奇跡の逆転劇で話が現実的になった。
オリックスにしても渡りに船で、球団関係者は「自前でパレードをやるなんて大変だし、行政に手伝ってもらうにしても税金は使えない。大阪の大動脈の交通を止め、警備費だけでもどれだけおカネがかかるか…。もともとあったイベントに参加させてもらえるならこんなありがたい話はない。松井市長に声をかけてもらっていたし、断ったら失礼でしょう」と喜ぶ。
御堂筋Vパレードは阪神でも2003年と05年に行われ、約1億4000万円もの警備費用がかかったとされた。税金で特別予算が組めず、関係者は資金集めに東奔西走して実現にこぎつけた経緯がある。それがまさかの〝無料招待〟だけに願ったりかなったりだ。
25年ぶりの優勝を果たした昨年はコロナでこのイベントもなく、オリックスでは京セラの大型ビジョンに御堂筋の街並みを映し出し、ナインはバーチャルで球場内を〝パレード〟した。「来年こそはリアルで!」との思いがラッキーな形で現実となる。












