DDTのKO―D無差別級選手権(25日、後楽園ホール)は王者の樋口和貞(33)が竹下幸之介(27)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。
序盤から気合十分だった。重い逆水平チョップで先制すると、攻撃の手を緩めない。竹下に場外に落とされても、すぐにエプロンに上がり空中戦を阻止。挑戦者を追い込んだ。
さらに強烈なエルボーで場外に出されプランチャを食らうが、すぐさまお返しのプランチャを発射。185センチ、105キロの体が華麗に宙を舞った。
だが、同王座5度の戴冠実績を誇り、4か月の米国武者修行で進化した竹下も意地を見せる。垂直落下式ブレーンバスター、フライングエルボー、コーナーを飛び越えるトペ・コンヒーロで王者にたたみかけた。さらに樋口の頭を鉄柱に打ちつける残虐さもみせた。
それでも、大相撲時代の稽古で鉄砲を経験している王者は微動だにしない。直後に強烈な頭突きをかませ竹下を額から流血させると「樋口コール」に背中を押され大暴れ。挑戦者の猛攻をしのぎ、最後はジャンピングニーを食らった直後に脳天からぶちかましを見舞い勝利を奪った。
「お前なら大丈夫。頑張れよ」と竹下から賛辞を受けた樋口のもとには「いつでもどこでも挑戦権」を持つ〝バカサバイバー〟青木真也が現れるが「今日じゃないよ。おめでとう」と祝福しただけでリングを離れた。
その直後〝荒鷲2世〟坂口征夫が登場し、次期挑戦を表明。10月23日後楽園大会でのV3戦が緊急決定した。
これで自らの指名により遠藤哲哉、竹下の両共闘を撃破した樋口は「次から次へといろいろありますが、今ベルトを持ってDDTの中心に立っているのは自分です。全てをのみ込んだ上で中心に立って、堂々と受け止めて戦います!」と誓った。












