DDT4日の名古屋国際会議場大会で、KO―Dタッグ王者の「ハリマオ」樋口和貞(33)、吉村直巳(27)組がHARASHIMA(48)、大鷲透(46)組の挑戦を退けて初防衛に成功した。

 HARASHIMAに合体デッドリードライブを仕掛けるなど、持ち前のパワーファイトで攻め立てた王者組だったが、吉村が孤立すると挑戦者組の連係につかまってしまう。さらには大鷲のランニングのど輪落としを浴びて窮地に陥った。

 それでも吉村は雪崩式ブレーンバスターで反撃に出る。大鷲とのチョップ合戦、首折り弾合戦から払い腰を発射。さらに正面からのラリアート相打ちを制してフォールに入る。これをカウント2で返した大鷲の意地を、最後は強烈なラリアートで振り切って3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上ではダムネーションT.Aの佐々木大輔とKANONが次期挑戦者に名乗り。「貧相で華のない王者たち。お前たちを解放してやる。お前たち、顔じゃねえってことだ。その赤いベルト、俺とKANONが挑戦してやるよ」と挑発された樋口は「ごちゃごちゃうるせえ! OK!」と受諾し、10月12日後楽園大会でのV2戦が決定した。

 ちなみに、樋口のKO―D無差別級王座への「いつでもどこでも挑戦権」を保持している青木真也もリングに上がって、おもむろにウオーミングアップしていたが、やはり今は権利を行使するタイミングではないと思ったのか、首をかしげながら退場していった…。

 ともあれ、シングル・タッグの2冠王者として団体をけん引する樋口は「HARASHIMAさんと大鷲さんのディザスターボックス、強烈でした。ただ、防衛したのはハリマオです。そして、次の防衛戦決まりましたけど、この勢いで自分たちハリマオが相手チームどんどんどんどん飲み込んでいって、防衛を重ねていきたいと思います」と豪語。力強く両王座の長期政権を誓っていた。