真夏の快進撃はどこへやら…。セ2位のDeNAは17日の広島戦(横浜)に3―10と大敗し、3連敗。首位ヤクルトが中日と引き分けたため、ゲーム差は「6・5」に広がり、相手のマジックも「8」に減らしてしまった。

 今季初先発の阪口は3回3失点と振るわず、早々と降板。4回からバトンを引き継いだ京山も、登板直後に坂倉の打球が右ヒジに直撃するアクシデントに見舞われ、緊急交代に追い込まれベンチの計算が狂い始めた。同点の6回に4番手・入江が4本の長短打を浴びるなど3失点と打ち込まれ、8回には6番手・平田も4失点の大炎上。大量失点に反撃の余力は残されていなかった。

 試合後の三浦大輔監督(48)は「見ての通りです」と険しい表情。これで広島には屈辱の5連敗で今季最後の直接対決を終え、シーズン対戦成績でも8勝17敗と大きく負け越した。すっかり〝カモ〟とされてしまった現実を目の当たりにし、指揮官も「申し訳ないと思います」と肩を落とすしかなかった。

 その天敵・広島は逆転CS進出へ向けて阪神、巨人と激しい3位争いを繰り広げている。DeNAの球団内からは「広島を相手にすると、のみ込まれてしまっている。本当にうまくいかない。できれば広島はCSに出てきてほしくない」という嘆き節も飛び出している。

 一時は2桁あった貯金も6と激減。奇跡の逆転V「メークミウラ」を狙うどころか、下位チームがじわじわと忍び寄ってきただけに、ポストシーズンのことを考えていると逆に足をすくわれる危険もある。「もう一度、やり直せるように明日からやります」と三浦監督は口にしたが、その表情は最後まで冴えなかった。