DDTのシングルトーナメント「KING OF DDT 2022」を制し、KO―D無差別級王座を初戴冠した樋口和貞(33)が、今後への闘志をみなぎらせた。

 3日のトーナメントでは準決勝で秋山準、決勝で吉村直巳を連続撃破。一夜明けて激闘を振り返りつつ「秋山準というレスラーの奥の深さを改めて感じた。それを超えられたっていうのは、自分で誇ってもいいんじゃないかなと思います。今回の一戦でケリがついたなと感じています。また秋山準が目の前に立った時は、もちろん全力でぶっ倒しにいきたいと思います」と力強く口にした。

 トーナメント初制覇と同時に、遠藤哲哉が返上したKO―D王座を初戴冠。2014年11月のデビューから、約7年7か月で団体の頂点に立った。

「気が引き締まりました。昨日勝った瞬間っていうのは、デビューして約8年間の抑えきれない思いっていうのがあったんです。一夜明けてベルトを目の前にすると、DDTを背負っていく、引っ張っていくという思いが自分の中にあります。今はDDTをどんどん面白い団体にしていこうという気の引き締まり方をしています」

 初防衛戦は真夏のビッグマッチ「レッスルピーターパン2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)での前王者・遠藤との対戦を要求している。遠藤は6月12日の「サイバーファイトフェスティバル」でノア・中嶋勝彦の張り手を浴びて脳振とうを起こし欠場中だったが、今月24日後楽園大会で復帰する。

 樋口は「サイバーファイトフェスのリング上にいた一人として、復帰戦もしてない状況ですが、チャンピオンとして遠藤哲哉を待ちたいなと思っています」と改めて呼びかけ、体中から王者の風格を漂わせた。