【メリーランド州ベセスダ26日(日本時間27日)発】米女子ツアーメジャー第3戦「全米女子プロ選手権」最終日(コングレッショナルCC=パー72)、35位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が、この日のベストスコアとなる4バーディー、1ボギーの69で回り、5位に食い込んだ。優勝は田仁智(チョン・インジ=韓国)。笹生優花(ICTSI)と西郷真央(島津製作所)は30位だった。
意地を見せた。インスタートの前半を1バーディー、1ボギーでまとめると、後半は4番パー4で8メートルのロングパットを沈め、2つのパー5でしっかり伸ばした。最終9番パー5は、3打目をピン奥に落とし、傾斜を利用して70センチに寄せるスーパーショットを披露。本人も「いいショットだった」と自画自賛するほどだった。
畑岡は「大会としては自分の思うようなスイング、ショットは少なかったけど、風の中でアンダーパーに戻して終えることができたのはよかった。攻めるところとパーセーブするところを分けてできた」と振り返った。3日目の75が響いて悲願のメジャー初制覇に届かなかったが、強風や難しいピンポジションで上位陣もスコアメークに苦しむ中で、唯一の60台で回ったのはさすが。米ツアー通算6勝の実力をいかんなく発揮した。
次戦以降は欧州へと戦いの場を移す。今季残るメジャーは2試合。第4戦「エビアン選手権」(7月21日開幕、フランス・エビアンリゾートGC)、最終戦「AIG全英女子オープン」(8月4日開幕、英スコットランド・ミュアフィールド)で初制覇のチャンスがある。畑岡は「3週間オフがある。自分の中でよくなった感覚があるので、そこを安定して後半のシーズンに出せるようにしたい」。詳細は言及しなかったが、手応えを口にした。
本人の言葉通り、コンスタントにそれを出せれば、欲しかったメジャーのタイトルをつかめるかもしれない。












