国内女子ゴルフ「CATレディース」最終日(21日、神奈川・大箱根CC=パー72)、首位から出たルーキーの岩井千怜(ちさと=20、Honda)が2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算13アンダーで2週連続優勝を果たした。ツアー初制覇からの2週連続Vは史上3人目の快挙となった。

 岩井は「まだちょっと信じられない。私自身、今年2勝するとは思っていなくて。信じがたい状況でビックリしています」と驚きつつも「楽しいですね。ファンの皆さんがいるだけで全然、ゴルフの内容も変わってくる。私は見られている方が好きなタイプ。好きなことを一生懸命やって、皆に見せられるのは楽しい」と充実感を口にした。

 発奮材料もあった。前週「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝。双子の姉の明愛(あきえ)もプロ選手で、史上初の〝双子プロV〟としても注目を集めた。その直後、馬場咲希(日本ウェルネス高2年)が「全米女子アマチュア選手権」で優勝し、日本勢では37年ぶり2人目の快挙を達成。岩井は「すごい。私の優勝が薄れちゃった」と本音を漏らしていた。

 その馬場から話題を奪い返した格好の岩井は「馬場さんも世界で活躍されている。〝私も来週頑張ろう〟という気持ちでいました。自分の活躍で誰かに応援してもらえたり、誰かに感動や勇気、楽しさをもっともっと与えられるような選手になりたい」。年下から受けた刺激を好結果につなげた。

 今回の優勝で、新たな記録への挑戦権も手にした。初優勝から3週間連続Vとなれば史上初。岩井は「いいゴルフができているので、来週からも調子をキープできるようにしたい」。今の勢いなら、さらなる快挙達成の可能性も十分だ。