【ペンシルベニア州ピッツバーグ発】WWE殿堂者のカート・アングル(53)が、今週のWWE・ロウに登場。変わらぬ〝へなちょこ野郎〟ぶりを披露した。

 1996年アトランタ五輪レスリング金メダリストは、98年にWWE入り。99年のデビューから世界最高峰のテクニックを武器に、ザ・ロック、ストーンコールド・スティーブ・オースチン、トリプルH、ブロック・レスナー、エディ・ゲレロら歴代スーパースターと幾多の名勝負を繰り広げた。その一方、入場時には観客から「へなちょこ野郎!」のチャントが上がるおマヌケキャラで、人気も高かった。

 カートが地元ピッツバーグのロウに登場すると、観衆はお約束で「へなちょこ野郎!」の大合唱。「今度の『WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル』(9月3日=日本時間4日、英カーディフ)はかなり良い大会になるよ。見逃さないで」と話したところで、アルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル、オーティス)が現れた。ゲイブルに金メダルの栄誉をたたえられたカートは「僕は首の骨が折れていたのに勝ったんだ」とおなじみの自慢。ゲイブルは「一夜限りでアルファ・アカデミーの新メンバーになってくれ」とスタジャンを手渡したが、カートは「パスだね」とスタジャンを投げ返した。

 これにゲイブルが「Shoosh!(シーッ!」と返すと、カートも「シーッ!」と怒鳴り返す、何だかよくわからないやり取りに突入。さらにここでストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)がカートに加勢して、アカデミーが勝てば、カートがアカデミー入りする条件のタッグ戦になだれ込んだ。

 リングサイドでカートが見守る中、試合はフォードがフロッグスプラッシュでゲイブルから3カウントを奪取。カートのアカデミー入りを阻止すると、カートはビンに入ったミルクを取り出し、プロフィッツの2人と乾杯。バックステージではエッジから写真でいたずらされて激怒する場面もあったが、これもお約束だ。

 インタビューを受けたカートは「僕がコーチになるのは誰でもいいけれど、ストリート・プロフィッツのコーチになるのはうれしいね」とコメント。2019年4月に引退したが、まだまだWWEに関わる気満々で、53歳になってもカートはカートのままだった。