猛爆を浴びせ、Gをねじ伏せた。広島が16日、巨人戦(東京ドーム)で11―4と大勝。借金を2に減らし、2位に浮上した。 

 大爆発した打線の口火を切ったのは長野だ。2回二死からアンドリースのチェンジアップをとらえ、左翼席へ先制の今季1号ソロ。続く3回無死満塁では、2人目・戸根から直球をバックスクリーン右へ2号グランドスラムを叩き込んだ。

 巨人時代の2012年7月12日・広島戦(東京ドーム)以来、実に10年ぶりとなる2打席連発となった。試合後のヒーローインタビューでは「まず勝てたことに、良かったです」と安どの表情を浮かべ、満塁弾に関しては「感触はあまり覚えていないが、本当にフェンス超えてくれて良かったです」と謙遜しながら振り返った。

 先月28日に今季初めて一軍登録を抹消された。ファーム再調整となったものの、7月の二軍戦では1本塁打を含む23打数14安打で打率6割9厘を記録するなど、絶好調モードに転じ、12日に再昇格を果たした。

 この日は2試合ぶりのスタメン起用にしっかりと応え、2本塁打を含む3安打5打点をマーク。完全復活を満天下に誇示し、16安打11得点を奪った赤ヘル打線のけん引役となった。

 前夜に移籍1号アーチを放った秋山も1―0で迎えた3回無死満塁から長野の先制弾に続く貴重な追加点をもぎ取った。アンドリースの直球を右前へ運び、2点適時打。2戦連続打点をあげ、9安打9得点のビッグイニングを作り上げた3回の攻撃を自身のバットで波に乗せた。  

 7回途中降板の先発・森下も113球、8安打4失点の粘投で今季7勝目。投打がかみ合っての対巨人2連勝に佐々岡監督も「こういう勝ち方はチームに大きい」とご満悦だった。