ノアのシングルリーグ戦「N―1 VICTORY 2022」を制した清宮海斗(26)が、王者・拳王(37)からのGHCヘビー級王座取りへ不退転の覚悟を示した。

 3日大阪大会の優勝決定戦では変型の閃光魔術弾で鈴木秀樹を沈め、全身のグローバルリーグ戦を含めると4年ぶり2度目の制覇を果たした。

「シングル初対戦の選手が多くて、プロレスの幅を体感できました。その中で武藤さんの技を自分なりにアレンジして出せて、自信と手応えをつかめました」と振り返る。

 満を持して25日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会ではGHC王座挑戦が決定。王者の拳王について「ターニングポイントでいつも戦ってきましたよね。自分が合宿所にいたころは一緒に練習もしていたし、同じユニットだった時代もありますし」と特別な相手であると認める。その上で「今は発信力や話題性も含め、距離を離されています」と危機感を口にした。

 もちろん、このまま後塵を拝する気はない。「今回勝って距離を縮めたい。今回取れなかったら、もうトップには行けないと思っています。これだけ恵まれた環境で試合をして、これ以上ない経験をして臨んで負けるようでは。それだけの覚悟と自信を持って挑みます!」と語気を強めた。

 闘志にさらに火をつけたのは10日放送予定の「炎の体育会TV」(TBS系)の収録だ。多くの芸能人からプロレスの話題を持ちかけられ刺激を受けただけでなく、収録に参加していた「TEPPEN GYM」所属のキックボクサー・白鳥大珠と親しくなり「今度ジムで一緒に練習させてもらうことになりました。ヒザの使い方もいろいろ吸収できたら」と、出稽古の約束も取りつけた。

 このまま2年8か月遠ざかっているベルトを奪う。