DDTの赤井沙希(35)が、〝令和のAA砲〟を結成するアイドルグループ「SKE48」荒井優希(24)の巣立ちを認めた。プリンセスタッグ王座のV1戦(4日、名古屋国際会議場イベントホール)で2人は、「東洋盟友」(上福ゆき&桐生真弥)を撃破。SKE48のおひざ元で勝利の立役者となり、先輩から賛辞をもらった荒井は新たな目標を掲げた。
まさに〝荒井劇場〟だった。第2試合後、「SKE48」のメンバー4人と登場した荒井は、リング上でのミニライブを開催。「片想いFinally」ら4曲を披露した。この日は試合と同様に、ライブ中のコールが約2年半ぶりに解禁となり、会場は大きな声援と熱気に包まれた。
そしてメインでは赤井と保持するプリンセスタッグ王者として、上福&桐生と対戦。これまでと同じ青と基調した新コスチュームを身にまとい、今度はプロレスラー・荒井優希としてリングに立った。
試合は序盤から荒井がつかまる苦しい展開が続いた。だが、640人超満員札止め(主催者発表)の観衆から大「荒井コール」を受け奮起。赤井との合体の新人賞(顔面への二段蹴り)で流れをつかむと、串刺しのビッグブーツ、フルネルソンバスターを桐生にお見舞いだ。最後は必殺のファイナリー(カカト落とし)を放ち、文句なしの3カウントを奪った。
これまで荒井は〝姉貴分〟の赤井に「頼りきっている」と分析していたが、もう違う。後輩の活躍に目を細めた赤井は「妹というよりかは、一人のパートナーです。性格がもしかしたら甘えん坊なのかもしれないけど、優希ちゃんは大事な軸や支えになってます」と断言する。
さらに「試合前におびえているのも恒例行事だし。でも、リングに行ったらスイッチが入るタイプなので。本当にしっかりしてますし、このままでいいと思います」。しっかり一人立ちできたと強調した。
先輩からお褒めの言葉をもらった荒井は感激の表情を浮かべつつ、次の目標をしっかりととらえた。「シングルのベルトをもう一度挑戦させてもらって。難しいことはわかっているのですが、狙っていきたいです」と2冠達成を掲げた。
ベルトだけではない。「怖いという気持ちもありますが、当たったら絶対勝ちたいと思います」と成長した姿を直接肌で感じてもらうため、パートナー対決にも意欲をのぞかせる。まだまだ進化を続ける令和のAA砲が、女子タッグ戦線を席巻する。












