首位攻防戦で大きな連勝を飾った。前夜、首位に浮上したソフトバンクが3日の西武戦(ペイペイ)に5―2で快勝した。
 
 4番・デスパイネのバットが試合を決めた。1―1の同点で迎えた3回、与座の高めの直球を捉えた。「何とかチームのために1本という思いで打席に入った」。左翼テラス席に決勝の8号2ランを突き刺した。

 ここに来てキューバの大砲がギアを上げてきている。8月はチームがコロナ禍に揺れる中で全試合で中軸を打ち、月間打率3割1分6厘で打線をけん引した。

 助っ人陣の〝親分格〟としての働きも健在だ。試合前練習でガルビスの打撃をケージ裏で見守る姿も定番の光景になってきた。「特にデスパイネがトップになって、ガルビスを含め(グラシアルとの)3人で〝打撃対談〟をやって『お前、もっとこうやったほうがいいんじゃないか』とか(お互いに)言ってくれている」(藤本監督)。

 下半身の疲労から大事を取り途中交代となったが、指揮官は「明日は大丈夫。明日も頑張ってくれると思う」。最終盤の頼もしい活躍に期待を込めた。