MLB公式サイトは25日(日本時間26日)に今季5回目のMVP模擬投票の結果を発表し、ドジャースの大谷翔平投手(32)は5月の1回目から守ってきた1位から2位に転落。カブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)が1位に躍り出た。同サイトの記者ら37人が投票した。

 大谷は1位票8票で合計154ポイントだった。同サイトは「ユニコーンを忘れてはいけない。大谷は投手復帰に向けて着実に歩みを進めており、ドジャースの次のホームゲームでの先発登板を目指している。もし彼が健康で、最初の14試合で見せた8勝2敗、防御率1・79の成績を維持できればPCAのリードは長く続かないだろう」と指摘するとこう説明した。

「なぜなら大谷は打撃でも依然としてエリート級のシーズンを送っているからだ。ナ・リーグでOPS(0・935)で2位、本塁打(30)で5位タイ、打点(80)も6位にランクインしている」

 PCAについては「WARでMLBトップのPCAは大谷がマウンドに不在だったことから初めて投票でトップに躍り出た」「24歳の彼は先週のホワイトソックス戦で先頭打者弾とサヨナラ本塁打を同一ゲームで放つなど、このMVPレースがエキサイティングなフィナーレを迎える中で多くのドラマを演出してきた」と高く評価している。

 大谷は5月の1回目が40人の投票者から1位票28票を獲得。6月上旬の2回目は35人中30人から1位票を獲得。6月下旬の3回目は33人中30人が大谷を1位とし、PCAは1位票2票と独走状態だった。しかし、7月下旬の4回目でPCAが急浮上した。34人中1位票は大谷が23票で、PCAが11票だった。

 米スポーツ専門局「ESPN」が23日(同24日)に発表した独自の指標で算出したMVPランキングでもPCA1位、大谷2位と逆転を許している。

 史上まれに見る激しいナMVPレースはPCAが逃げ切るのか、大谷が逆転するのか。予想が難しい。