【マサチューセッツ州ボストン発】WWE・スマックダウン(SD)のリングで、総帥ビンス・マクマホン氏(76)の引退が正式発表された。
元従業員への不倫スキャンダルで揺れるビンス氏は、22日(日本時間23日)に引退を表明。これを受け、娘のステファニー・マクマホン氏が暫定の会長兼CEOから正式にWWEトップの座に就いた。
今週のSDでは、ステファニー会長兼CEOがオープニングに登場。マイクを握ると「私の父、ビンス・マクマホンがWWEから引退した。ここは彼がつくり上げた会社であり、彼が設立した会社よ。彼は引退に当たって、みんなに感謝しているわ」と言い、ビンス氏がWWEユニバース(ファン)に感謝していると伝えた。
さらに「ここにいるみんなも、バックステージにいるみんなも、私たちの仲間。これがWWEユニバースであり、私たちはあなた方すべてにずっと感謝しているわ」と話すと、続けて「今度は私たちがビンスに感謝する番だと思うわ。みんな、さあ、一緒にやりましょう」と観客にチャントを要求した。
ステファニー氏が笑顔で「サンキュー、ビンス!」と駆け声を上げると、観客も一斉に「サンキュー、ビンス!」の大合唱。WWEマットの権力者交代は〝主役〟不在のままで行われた形となった。
今後のWWEは、ステファニー氏とともに共同CEOを務めるニック・カーン氏、ステファニー氏の夫で幹部職に復帰したトリプルHらがかじを取るとみられる。ビンス氏はWWEマットから離れ団体の「大株主」として支えていくというが、一大帝国を築き上げた総帥の退場でWWEはどう変わっていくのか。注目が集まる。












