エンゼルスの大谷翔平投手(27)が最終打席で放ったノーヒットノーランの偉業を阻止した一打への称賛が16日(日本時間17日)も止まらない。敵地ロサンゼルスで15日(同16日)に行われたドジャース戦で相手先発の左腕アンダーソンが無安打無得点を継続していた9回一死無走者で打席に入り、一振りで夢を砕いた。初球のカットボールを捉えてライナーで右翼線へ運び、三塁打とした。
ロサンゼルス・タイムズ紙は「大谷翔平のモンスターバットがなければタイラー・アンダーソンのノーヒッターを崩すこともなく、フリーウェーシリーズで全く力を出せずに終わるところだった」と絶賛した。
オレンジ・カウンティー・レジスター紙(電子版)は「アンダーソンのノーヒッターのかけは9回一死での大谷の三塁打によって敗れた」と表現。米スポーツ専門局ESPN(電子版)は「アンダーソンは、プレートの上に投げたカッターが大谷翔平のバットを離れた瞬間、その夜の初ヒットを許したことを悟った」と報じた。
大谷は連続試合安打を今季最長の10に伸ばした。その間、39打数14安打、打率3割5分9厘、2本塁打、5打点と好調だ。昨季、月間MVPに輝いた得意な季節だけに、さらに上げたいところだ。
そんな中、米大リーグ機構(MLB)公式サイトは16日に「各チームのホームランダービー出場候補者」を特集し、大谷を“指名”した。「ここでマイク・トラウトを選ばないのは少し不思議な感じがするが、大谷は昨年のダービーでの多大なる宣伝のわりにはそこまで期待に応えられなかった。これは挽回のチャンスだ」
昨年、日本選手として初出場した大谷は前半戦終了時点でメジャートップの33本塁打放っており、優勝オッズは1番だった。しかし、第1ラウンドで2度のタイブレークの末、28発放ったが、31発のナショナルズのソトに敗れた。体への負担が大きいとされ、後半戦で打撃不振に陥ったことから、2年連続出場は不透明。19年に続いて昨年史上3人目の連覇を果たしたメッツのアロンソは本紙に「呼ばれたら出場したいと思っている。自分にとっては最も楽しいイベントなんだ」と答えている。出場すれば大盛上がり間違いなしだが…。












