エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたメッツとの交流戦に「3番・DH」で先発し、5回の第3打席に2試合ぶり本塁打となる13号2ランを右中間へ放つなど、4打数3安打3打点3得点1四球1三振と爆発した。チームは大谷の活躍を始めトラウトの2発やウォルシュのサイクル安打などで11-6と勝利した。
まさに”猛打ショー”だった。3番に入るのは5月26日(同27日)のブルージェイズ戦以来15試合ぶりで今季20度目。相手の先発マウンドは前日までメジャー最多タイの7勝をあげている右腕のカルロス・カラスコ投手(35)だった。
3-0とリードして迎えた5回一死二塁。カラスコが投じた初球の甘い85マイル(約137キロ)のスライダーを逃さなかった。完璧に捉えた打球は21度の角度で上がり、113・5マイル(約183キロ)の速度で右中間へ豪快に飛んで行った。
大歓声の中、ダイヤモンドを一周する大谷。試合をテレビ中継したバリー・スポーツ・ウエストの実況者は「いってらっしゃい」「すごい!」と日本語を連発。解説者も「スモーク!」と打球のスピードに感嘆の声をあげるほど会心の一撃だった。
1回一死一塁はカウント0-2と追い込まれながら3球目の内角高め93マイル(約150キロ)速球を右中間へ運び、ワンバウンドでフェンスに当たる先制の適時二塁打。中継に入った二塁手の悪送球で三塁を陥れ、次打者レンドンの適時打で生還した。
3回一死無走者では初球の外角速球を素直に左へ打ち返す。打球はシフトでがら空きの三遊間へ鋭く転がり左前打。二塁へ進塁して二死からウォルシュの右前打で本塁へ突っ込んだが、右翼手からの好返球でタッチアウトとなった。
メッツ三番手の左腕シュリーブと対戦した6回一死無走者は、カウント1-2から6球目のスプリットに空振り三振。テレビ解説者は「大谷も人間だ」とぽつり。8回一死二塁ではストレートに四球で歩いた。
サイクル安打は逃したが、大谷の1試合3安打以上は5月9日(同10日)のレッドソックス戦以来今季4度目。この日の3安打で今季自身最長タイの8試合連続安打をマークし、打率を2割5分5厘とした。
ところでチームはこの試合で今月発表されたレトロな南カリフォルニアのビーチをイメージしたクリーム色の「シティコネクト・ユニフォーム」を初めて着用した。験担ぎでこれからも袖を通す機会が増えるかもしれない。












