J2徳島が20日に行われた福岡戦(ベススタ)で0―1と敗れたが得失点差で上回りJ2初優勝を決めた。

 すでに昇格を決めている両チームによる首位決戦で敗れた徳島は福岡と勝ち点84で並ばれたが得失点差で12と大きく上回り、クラブはもちろん四国勢としても念願の初優勝を果たした。

 徳島はリカルド・ロドリゲス監督(46)が就任4年目を迎えてチームに戦術が浸透し、若手も才能が開花するなど総合力がアップ。確かな地力をつけて7年ぶりのJ1昇格を決めた。

 ロドリゲス監督の攻撃的なパスサッカーは高い評価を受けており、その手腕を買われて来季はJ1浦和の監督就任が決定的となっている。J2優勝チームに与えられる天皇杯の出場権も獲得し、23日の準々決勝(相手はホンダFC―筑波大戦の勝者)から登場。〝リカルドサッカー〟が旋風を巻き起こすか注目が集まる。

 Jリーグの村井満チェアマン(61)も徳島の初優勝に祝福コメントを寄せて「4年目となるリカルド・ロドリゲス監督体制のもと、日々積み上げてきた盤石のチーム力が発揮されたシーズンだったのではないでしょうか。新型コロナウイルスの影響による過密日程のなか、半数以上のクラブがJ1を経験している過酷なリーグを制したことは、素晴らしいの一言です」と称賛した。

 指揮官の動向が気になるところだが、来季の徳島の戦いぶりに注目が集まりそうだ。