日本代表DF菅原由勢(26=サウサンプトン)が21日に都内でサッカー教室に登場し、北中米W杯での敗戦を振り返った。

 イベント内の質問コーナーで子供から「好きなサッカー選手は誰?」と問われると、「ロナウジーニョやサイドバックのダニエウ・アウベス、カフーとか、元ブラジル代表の選手が好き」と返答。「小さいときにブラジルがすごい強くて、2002年とか06年とかの映像をいっぱい見たりしていた。そのときの選手が好き」と理由を語った。

 北中米W杯の決勝トーナメント1回戦(6月29日、米国・ヒューストン)では、憧れを持っていたブラジル代表と対戦。菅原は1―1の同点で迎えた後半21分から出場したが、アディショナルタイムに自身の目の前にいたFWガブリエル・マルティネッリ(アーセナル)へのパスを通されて得点を許し、無念の敗北を喫した。

 この試合について「やっぱりあれだけ劣勢の中でも自分のクロスを上げて決定機を作るという姿勢や、最後の失点のシーンでもしっかり立ち位置を取ってやらせなかったりとか、そういうのをもって延長に持ち越すとか、そういった詰めの甘さがまだまだあった」と振り返り、「より自分をつらい環境に、高いレベルに置いていけば自然に上がっていくものもあると思う。もっと小さい、細かい点にこだわっていく必要がある」と〝甘さ〟の改善を誓った。

 また、ここまでの歩みを「W杯を目指して4年間を費やして、毎日の積み上げがあったから、あの舞台に立てた」と回顧。それだけに悔しさも強く残っているようで「最後まで迷ったが、自分の中の気持ちもあって(W杯決勝は)あえて見なかった」と明かした。

 8月には欧州の新シーズンが開幕する。大舞台を経験したサイドバックは「今自分にできることを毎日やり続ける。今日という一日も、明日も、一日が積み重なっていくからこそ先の景色につながっていく。今日しっかり動けたので、また明日からもしっかり動いていきたい」と前を向いた。

子どもたちの質問に答える菅原由勢
子どもたちの質問に答える菅原由勢