日本代表GK鈴木彩艶(パルマ)の目覚ましい活躍は、古巣にも大きな影響をもたらしている。
鈴木がユース時代を含め約11年間所属していたJ1浦和は、1日付で代表取締役社長が田口誠氏から清水稔氏(61)に交代。同日、清水社長がさいたま市内のホテルで就任会見を行った。
清水社長は北中米W杯に出場した鈴木について「彩艶選手が活躍していることはクラブにとって最大の誇り」とコメント。「スーパーセーブを見せており、後ろを守る強さというのは何よりも代えがたい。選手たちを攻撃に集中させるという良い連鎖を生む大きな力だと思う。チームのみならず、日本全体にとっても非常に心強かった」と賛辞を送った。
また、清水社長は「彩艶選手の活躍のおかげで、恩恵を様々な形で受け取っている」と語る。その一例が、「連帯貢献金」だ。これは選手の国外への移籍時に、移籍金の一部がその選手の育成に貢献した過去の所属クラブに分配されるという制度だ。
実際に浦和も鈴木の移籍金の一部を受け取ったと言い、「(さいたま市中央区)八王子のユース環境の中に、コンテナハウスを建て直した。この辺りの資金は、彩艶選手の連帯貢献金を活用した」と明かした。
鈴木は現在、多くの海外クラブの注目を集めており、移籍が決まれば浦和は再び連帯貢献金を受け取る可能性がある。クラブの新たなトップは「次の若い世代に継いでいくということで活用する。また、我々〝浦和レッズ〟というクラブの名前を上げていただいているということに、すごく感謝している」と世界へ羽ばたいた守護神への思いを口にした。












