J1FC東京が5日、2026―27シーズンへ向けて始動した。東京・小平グラウンドで、集まった約400人のサポーターにあいさつして練習を行った。

 Jリーグは今季からこれまでの春秋制から秋春制に変更。欧州主要リーグのスケジュールに合わせ、8月に開幕して翌年5月閉幕となる。練習後、松橋力蔵監督は「こんなに違うんだなと思った」と秋春制移行の影響に言及。「(選手の)体がすこぶる動く。指導者の頭の回転も速い。勘違いしないようにしないといけないと思った。ここから酷暑が予想される中で、もちろん引き上げるところは引き上げるけれど、ブレーキを踏むといったような感覚はある」とコンディションの上がり方が異なるがゆえの懸念を口にした。

 この日が新体制の初練習だったが「もう出来上がっているんじゃないかというところはある」と素直な感想を吐露。「悲観する必要は全然ないが、しっかりみんなで地に足をつけながらスタートすることが大事」と気を引き締めた。

 ドイツ2部ハノーバー所属時に秋春制を経験しているDF室屋成は「ヨーロッパの夏はそんなにだが、日本は特に暑い。なので、そこにどうやって順応しようかなとは思っている」と開幕直後に高温多湿な環境が待っている状況を警戒。「夏は食欲も落ちる。しっかり食べることや水分補給とか基本的なことを、より徹底してやらなきゃいけない」と対策を明かした。

 一方、カレンダーが変更されても体づくりやトレーニングを変えることはないという。「相手も同じ状況、コンディションなので、始まってみればチームとしても個人としても勝手にフィットしていくかなと思う」と豊富な経験から指摘した。

 FC東京は8月7日に本拠地・味の素スタジアムで迎える開幕戦で町田と対戦する。秋春制への移行は、Jリーグの戦いにどのような変化をもたらすのだろうか。